
本検査は、非乾燥の抗原タンパク質を使用し、少量の血清から従来製品対比で、多種類の自己抗体を個別かつ一度に網羅的に検出できる、間接蛍光抗体法を使用した研究検査です。
本検査では現在全身性強皮症関連、皮膚筋炎/多発性筋炎関連、シェーグレン症候群関連、傍腫瘍性神経症候群関連の自己抗体検出が可能で、検査結果は各抗原に対する検出抗体の定量値(インデックス値)をご報告いたします。
※本検査技術は、国立研究開発法人産業技術総合研究所により開発された技術であり、検査結果は、プロテオブリッジ株式会社(AISolスタートアップ)よりご提供いたします。
A-Cube検査イメージ
A-Cube検査用チップは、立体構造を維持したまま抗原タンパク質を搭載しております。
HuPEX®網羅型タンパク質アレイ受託解析サービスは、ヒトタンパク質に対する⾎清・⾎漿・精製抗体の網羅的な抗体プロファイリングに特化した受託解析サービスです。約1.35万種類のヒトタンパク質に対する抗体の反応性を⼀度に解析することが可能で、バイオマーカーの探索、抗原同定、病勢モニタリング、治療前後の⽐較、医薬品候補抗体の特異性検証などにご活⽤いただけます。

神経内分泌腫瘍に関する中枢性低換気、視床下部・下垂体機能障害および急速な肥満を伴うROHHAD-NET症候群患者の脳脊髄液及び一部の血清中にZSCAN1 に対する自己抗体が存在することが報告されており[1]、酵素免疫吸着法により腫瘍の有無を問わずROHHAD症候群患者の85%以上において、血清中に抗ZSCAN1抗体が発現していることが報告されております[2]。
体液中のナトリウム濃度を感知するNaxチャネルに対する抗体が、ROHHAD-NET患者の神経節神経腫の病態生理学に関連しているとの報告がございます[3]。
本検査には、広島大学大学院医系科学研究科(主任研究者:宇都宮朱里先生)とプロテオブリッジ株式会社の共同研究(特願2023-052145)の成果を利用しております。
本検査は立体構造を維持したまま抗原タンパクを搭載した基盤を用いてELISA法により目的物質を検出いたします。(A-Cubeと同じ技術を使用)
それぞれの自己抗体の測定結果をIndex値で報告いたします。
検体の送付はA-Cubeと同じです。(A-Cube特設サイト_検体の送付)

AGEsとは、Advanced Glycation End Productsの略語であり、下記に示す蛋白糖化反応における後期反応生成物の総称です。
AGEs構造は、現在までにin vitroで生成するものを含め数十種類特定されており、図1にAGEs構造体の一部を示します。
AGEsは、さまざまな疾患との関わりが示唆されています。
初期反応生成物であるヘモグロビンA1cは、血糖コントロールの指標として糖尿病の検査に不可欠です。これに伴い後期反応生成物のAGEsについても、糖尿病血管合併症、動脈硬化、神経変性疾患、加齢関連疾患などとの関連が報告されています。
当社は、AGEsの一つであるペントシジンが、腎疾患診断の補助に有用であることを証明し、ELISA法で測定するキットを先駆けて開発しました。このキットを用いて受託測定を行っています。
また、ペントシジン以外にもカルボキシメチルリジン(CML)といったAGEsの受託測定を行っています。
当社は、AGEsの測定項目の拡充のため、AGEsの測定系の開発に取り組んでいます。機器分析や免疫手法を用いて測定方法を開発しています。

尿毒症物質は、腎疾患患者の体内に蓄積することにより、倦怠感や疲労感などの尿毒症症状を引き起こすと考えられる物質です。88種類の尿毒症物質が報告されていますが、インドキシル硫酸は代表的な尿毒症物質の一つです。
インドキシル硫酸の正常な生成および排出機序を下記に示します。
まず、経口摂取した蛋白質の中の必須アミノ酸の一つであるトリプトファンが、大腸内で主に大腸菌によりインドールに変換されます。次いで肝臓において硫酸抱合を受けインドキシル硫酸になり尿中に排出されます。
腎機能の低下に伴い、本来排出されるインドキシル硫酸の尿中排泄が減少します。
血中での濃度が上昇すると尿毒症症状を引き起こします。
当社は、高速液体クロマトグラフィーを用いた分析により、インドキシル硫酸の受託測定を行っています。生体試料以外の透析液などにも実績があり、測定への多様なご要望に対応します。

FAXでのご依頼
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Eメールでのご依頼
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